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ブログの更新をサボっているうちに、新しい年が明けてもう半月。
また一つ、齢を重ねることになった。

コロナが収まらなくても、戦争で多くの犠牲者が出ても、時間はよどみなく過ぎてしまう。

我が家では、今年も寄せ植えの梅が白い花をつけている。
近づくとほのかな香りが漂ってくる。
20230115白梅

さて、お題目は冬の星空散策だが、その前に秋の銀河を2題。
一つは去年の9月末に撮って、3か月以上も放ったらかしにしておいたアンドロメダ銀河、M31。

600㎜の望遠鏡で撮ったので、もう少し迫力のある写真を期待していたのだが、それほどでもなかった。
まあ、腕が悪いのが最大の原因なのは分かってはいるが・・・
よって、大きな画像は、なし。
20220930 M31

お次にM33。
ちょっと青が強く出過ぎてしまったが、この辺で諦めておこう。
20221001 M33
撮影日:2022年10月1日
カメラ:キヤノンEOS kissX8i
レンズ:ビクセンED80Sf + CLSフィルター 
F=7.5 ISO3200 露出120秒 × 32枚コンポジット
大きな画像はココ → どれどれ


さて、ここからが本題の冬の星座。
まずは、おうし座と火星。

ソフトフォーカスフィルターを使っているので、火星が月みたいに大きく写っている。
いくらなんでも、少し効果が出過ぎてしまったかな。
20221226おうし座35㎜
撮影日:2022年12月26日
カメラ:キヤノンEOS kissX8i
レンズ:キヤノン EF-S 18-55㎜ IS STM (35㎜を使用) 
F=5.6 ISO1600 露出150秒 × 12枚コンポジット
ケンコー ソフトンA、スターリーナイトフィルター
大きな画像はこっち → ふうん


お次は、ぎょしゃ座。
ここにも火星が大きく写りこんでいる。
冬の天の川が流れている場所なので、なかなか賑やかだ。
20221226ぎょしゃ座35㎜
撮影日:2022年12月26日
カメラ:キヤノンEOS kissX8i
レンズ:キヤノン EF-S 18-55㎜ IS STM (35㎜を使用) 
F=5.6 ISO1600 露出150秒 × 8枚コンポジット
ケンコー ソフトンA、スターリーナイトフィルター
大きな画像だよ → またかよ


そして冬の定番、オリオン座。
う~ん、やっぱり目立つねぇ。
ただ、赤い星雲はなかなか写ってくれない。
20221226オリオン座35㎜
撮影日:2022年12月26日
カメラ:キヤノンEOS kissX8i
レンズ:キヤノン EF-S 18-55㎜ IS STM (35㎜を使用) 
F=5.6 ISO1600 露出150秒 × 22枚コンポジット
ケンコー ソフトンA、スターリーナイトフィルター
大きな画像だよ → いい加減にせえよ


おしまいはふたご座。
カストルとポルックスの色の対比がいいねぇ。
キットに付いてくる普及品のズームレンズでこれだけ写れば充分だ。
20221226ふたご座35㎜
撮影日:2022年12月26日
カメラ:キヤノンEOS kissX8i
レンズ:キヤノン EF-S 18-55㎜ IS STM (35㎜を使用) 
F=5.6 ISO1600 露出150秒 × 41枚コンポジット
ケンコー ソフトンA、スターリーナイトフィルター
大きな画像です → もうええわ 


最後に、ちょっと古いがお節料理の様子を。
って、酒が真ん中に写ってるだけじゃないか!
20230101御神酒

さて、まだまだ改善すべき点がたくさんある天体写真だが、天文誌に応募する訳でもないので、それなりに写りを楽しめればいいや。
何しろ撮影対象は、それこそ 「星の数ほど」 あるんだから・・・

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2023.01.16 / Top↑
11月の後半になり、平地の紅葉もピークを過ぎようとしている。
さて、紅葉の時期といえば、自然薯掘りが始まる頃でもある。

先週末は、秋晴れの下で晩秋の里山遊びを楽しんできた。

20221118里山
絢爛さでは標高のある山には及ばないが、近場の里山もそれなりに色づいている。
今日は、この先の藪に潜って自然薯掘りだ。

20221118カラカラ
自然薯の葉が茶色くなって、小枝に絡みついている。
今の時期ならば、丁寧にたどりさえすればツルを見失うことはない。

20221118マルエフ
地味な穴掘り作業では写真になりにくいので、早々と山ランチの登場。
今日は、エビスの代わりにアサヒのマルエフがお供だ。

20221118やぶ山
藪に踏み込むときは多少の気合がいるが、入ってしまえばなかなか快適。
まあ、場所にもよるけど・・・
あの藪の中でもまだ掘れそうだが、次回以降の楽しみに残しておこう。

20221118収穫
いきなりだが、本日の収穫。
藪の写真ばっかり並べてもなぁ・・・
太いの、細いの、枝分かれなど、様々だった。

実は11月の初めにも一回掘ってきたが、その時はカメラを忘れて写真を撮っていないので、ブログの更新もサボってしまった。
(どうせ、見たいほどの写真でもないワ。)

20221118とろろ飯
さっそく里山の滋味を味わってみた。
前の晩に少しばかり残したマグロのたたきを添えたとろろ飯と、きのこたっぷりのけんちん汁。
たまには酒のつまみ以外も載せないとネ。

これなら朝から食欲が湧くってもんだ。
それにしてもずいぶん年季の入った汁椀だなぁ。

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2022.11.23 / Top↑
先週の皆既月食は、マスコミでも賑やかに取り上げられていた。
それに刺激されたわけでもないが、お天気も晴れそうだったし時間帯もちょうどよかったので、月見で一杯飲りながら写真にも収めてみようと欲深なことを考えた。

月食台紙
自宅ベランダからの東の空の眺め。
ここに、月食の連続写真を比較明合成してみようという魂胆だ。

20221108月食S
カメラ:キヤノン EOS 50D
レンズ:キヤノン EF-S 18-55㎜ IS STM (18㎜を使用)
露出:18時05分から5分置き 40枚を比較明合成
大きな画像 → どれどれ


ようやくそれらしく出来上がったのが上の写真。
ただ残念なことに、途中で雲が出たために、3カ所で月が写っていない。

失敗作全編
失敗作前編
300㎜の望遠レンズを簡易赤道儀に乗せて撮ってみたのがこの写真。
月の移動する方向を間違えたため、カメラの傾きが合っていないので、途中で月が画面からはみ出していってしまう。
あ~ぁ! 我ながら、おバカだねぇ~・・・

失敗作後編
失敗作後編
途中で気が付いて、慌てて角度を調整するも、さらに向きがずれる結果になってしまった。 ますます おバカだねぇ・・・
(シラフの時でさえ満足に合わせられないのに、一杯飲った後の酔っ払いに調整できるはずがねぇじゃねえか。)

トリミングして無理やりつなぎ合わせれば何とかなるかもしれないが、それも面倒だ。
まあ、仮に写真が全然撮れなかったとしても、別に害があるわけではないし、のんびり楽しめればいいや。
この辺が 「お気楽」 のお気楽たる所以さ。

と、そこで思い出したのが天王星の食。
皆既月食の途中に天王星が月の後ろに隠れるんだとか。
それにしても、こんなことまで事前に計算できてしまうんだから大したもんだ。

天王星食1

天王星食2

天王星食3
カメラ:キヤノン EOS kissX8i
レンズ:シグマ 70-300mm APO DG (300㎜を使用)
露出:20時20分から10分置き

失敗作の画像を確認したら、天王星と月が近づいていく様子がちゃんと写っているではないか。
それを大きくトリミングして並べたのが上の3枚の写真。
これで何とか格好がついた。やるだけはやってみるもんだ。

P1160120.jpg
話は変わって、この日の一杯のお供がコレ。
菊の香りとシャキシャキの歯ごたえがたまらん。
これでは月食の写真のことなんか、どうでもよくなってしまうのも納得だ。
(自分の失敗を棚に上げて、酒のつまみのせいにするなど、「もってのほか」 じゃ~)

いつもの星座や星雲の写真なら何度でも撮り直しができるが、天文現象は一発勝負。
時計を見ながら最初にシャッターを切るときは結構ドキドキしたし、そこに面白さがあるんだろう。
さて、次はどんな天文現象に挑戦してみようか・・・

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2022.11.14 / Top↑
秋晴れの日が続き、紅葉が低い山にも少しずつ降りてきた。
10月末ともなれば雑木山のきのこ採りはほぼ終了だ。

が、たとえ収穫はなくても紅葉はそれなりに楽しめると思い、一昨日、今年最後のきのこ採りに出かけてみた。

20221030雑木山
7月末に来たのと同じ雑木山。 7月の写真
その時とは打って変わって秋の色だ。

20221030紅葉1
木漏れ日に美しく輝く紅葉、黄葉。
人の目に触れることはなくても、きれいな景色はいたる所にあるもんだ。

20221030ナラタケ
そして足元を見れば、見事なナラタケが・・・
あまり期待していなかっただけに、ラッキーだった。

20221030エビス
色づいた木々を眺めながら、のんびりとエビス時間。
もう時期的に、鍋焼きうどんがぴったりだ。

20221030紅葉2
青空にぽっかり浮かぶ白い雲と、モミジの紅葉。
う~ん、なかなかいいねぇ。

20221030ムキタケ
沢筋の倒木の下を覗いてみるとムキタケが出ていた。
こっちはほぼ期待どおり。

20221030収穫
そして、本日の収穫。
紅葉 (とエビス) が楽しめれば、収穫は二の次と思っていたので、これだけ採れればまあ良しとしよう。

20221030lきのこ洗い
もう一つの楽しみは、きのこを洗いながらの一人反省会。(もちろん晩酌付き)
きれいになったナラタケはどうして食べようか

さっと湯がいて大根おろしで、なんていうのもよさそうだ。
そんなことを考えながら、秋の夜長は更けていく。
お酒の量は増えていく・・・

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2022.11.01 / Top↑
前回のきのこ採りから約1週間。その間、雨はほとんど降っていない。
それでも、クロシメジの出る時季、淡い期待を抱いて一昨日、様子を見に行ってきた。

20221024ハナイグチ
最初に入った山は案の定パサパサで、クロシメジは1本も見つけられなかった。
麓に近いカラマツ林に、ハナイグチが数本あっただけでおしまい。

20221024クロシメジ1
気を取り直して別の山へ移動したところで、ようやくクロシメジに出会えた。
やっぱり雨が少なくて、きのこには厳しい条件のようだ。

20221024紅葉
紅葉の見ごろにはまだ早いが、この1週間でずいぶん進んでいる。

20221024エビス
静かな秋の山で、おいしいエビス。
じっとしているときは、もう上着がないと寒い。

20221024チャナメツムタケ
晩秋のきのこ、チャナメツムタケ。
おいしいきのこだが、ほんの少ししか採れなかった。

20221024クロシメジ2
クロシメジは、上からでは落ち葉に隠れて見つけにくい。
斜面を登りながら、下から見上げると見つかることも多い。

20221024収穫
本日の収穫。
先週に引き続き、情けない結果となった。
まあ、あまり期待できないのは分かっていたし、自分の目で実際に確かめれば諦めがつくというもんだ。

20221024ヤマイモ
さて、自宅の周辺では、ヤマイモの葉っぱがいい感じに色付いてきた。
今年のきのこシーズンもいよいよ終了する。
次回は、採れても採れなくても、紅葉を (エビスも) 楽しみながら雑木山をのんびり歩いてみるか・・・

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2022.10.24 / Top↑